新型ウイルスでオリンピックはどうなる?日本経済はどうなる?大阪の経済はどうなる? 1月28日号

新型ウイルスでオリンピックはどうなる?
日本経済はどうなる?
大阪の経済はどうなる?


 中国の湖北省(こほくしょう)の武漢(ぶかん)で新型のコロナウイルスが発生し、感染(かんせん)が拡大している。中国での感染者は1975人、死者は56人に上っていて、日本でも4人目の感染者が確認された。(いずれも1月26日19時現在の数字)

 現在武漢は封鎖(ふうさ)されているが、封鎖は湖北省全体に広がっている。

 武漢では23日ごろから鉄道、航空などの公共交通が停止され、車での移動も許可されたもの以外は禁止されている。

 湖北省全体でも公共交通が制限されている。湖北省の人口は約6000万人で、日本の人口の半分ほどの人が移動制限されている。

 また、中国政府は1月27日から、団体での海外ツアーを全面的に禁止した。

 新型のコロナウイルスがこわいのは、有効な治療方法がなく、症状が出ると死亡率が非常に高いことだ。

 2002年から2003年にかけて香港を中心にして発生したSARS(サーズ)は8096人が発症し、774人が死亡した。(致命率9.6%)

 2015年に中東を中心に拡大したMERS(マーズ)は、1293人が発症し458人が死亡した。(致命率35%)これは中国、韓国にも拡大した。

 日本政府は武漢に住んでいる帰国を希望する日本人のためにチャーター便を出すという。

 すでに人から人へと感染していると考えられ、セキやツバから感染するので、マスクをすることは有効な防衛手段だという。

 これは日本の政治や経済にも大きな影響が出そうだ。

 安倍政権も、また大阪も、インバウンド(外国人旅行客)を成長戦略の重要な柱としてきた。

 すでに韓国人が別の理由で激減しているが、これに加えて中国人旅行客が来なくなれば、日本の経済が大きな痛手を食らうことは間違いない。

 東京オリンピックパラリンピックへの影響も避けられないだろう。

 中国人が来なくなるだけでも大変なことだが、感染が拡大すれば人ごみを敬遠して「テレビで見た方がええわ」という雰囲気になるだろう。
 
 誰も競技会場へ行かなくなるのではないか?
 
 安倍首相がかかげる目標は、インバウンド(外国人旅行客)2020年で4000万人(2015年の約2倍)、外国人の消費8兆円。

 2030年にはインバウンド6000万人、消費15兆円という目標をかかげているが、この目標、はかなくも夢と消えるのではないか?「捕(と)らぬ狸(たぬき)の皮算用(かわざんよう)」。政府としてこういう外国人だのみの「経済目標」をかかげること自体が「アホか」ということだ。この「大ボラ」にだまされてホテルを建設した人などは大きな損害を受けるかもしれない。

 大阪も2025年に万博、そしてカジノを作ろうとしているが、これも国内と海外のお客さんだのみの商売だ。おおさか維新もアホの安倍と全く同じだ。言って見ればその「経済戦略」そのものがバクチである。いずれ必ず失敗する。

 新型ウイルスの感染は、2002年、2015年、今回の2020年と、この18年間に3回も起きている。2025年ごろにまたこういう新型ウイルスの流行とか、はたまた大災害とかが起きないという保証はどこにもない。そういうことになれば、万博に投じた莫大なお金は、全部借金として残ることになる。

 わしらの税金でこういうバクチ経済をやることは許されない。ちゃんと汗水流して働いてこそ、本当の意味での経済成長は達成されるということを、もっと声を大にして訴えていく必要があると思う。
(いんば)



大阪城で「こま犬」の正しい由来を書いた看板を立ててくださいという署名活動をしました。

 大阪城には、戦時中の1937年、日本軍が天津を空爆した時に、天津市政府庁舎の前から略奪してきた「こま犬」があります。

 このこま犬の前には説明板がありますが、ここには中国から略奪してきたということは書かれていません。もちろん、何の反省の言葉もありません。

 私たちは,何回も大阪市に対して、略奪の事実と反省の言葉を書いた説明板を建てるように要求していますが、大阪維新の大阪市政はこれを拒否しています。大阪を国際都市として発展させると言っていますが、かつて隣国に対して行った侵略戦争を謝罪もしないでそんなことなどできるはずもありません。

 私たち「大阪城狛犬会」は、毎月第4日曜日に、大阪城の天守閣の裏にある山里丸で、この署名活動を行っています。

 いつも中国や韓国の観光客がビラを受け取ると熱心に読んで、多くの方が署名してくれています。一緒に記念写真を撮ってくれということもよく言われます。

 26日は、親子連れの中国人がビラを受け取り、「そのこま犬はどこにありますか?」というので、こま犬が見える所へ連れて行くと、お父さんは子供に「こま犬」をさしながら、ビラを読み聞かせていました。そして私と子供を並ばせて記念写真、別れぎわ、しっかり握手をして「ありがとうございます」と言ってくれました。

 日本語がよくできる青年も話しかけてきました。「あなたは何でこんなことをしているのですか?」と質問するので「二度と日本が侵略戦争をしないように、日本の若者を教育するためです」と答えると、「すばらしい」と言って目を輝かせました。

 中国の方によく「ありがとう」と言われますが、日本人として当たり前のことをしているだけなのに「ありがとう」と言われるということは、彼らは他の日本人からよほど理不尽な扱いを受けているのだろうなと想像し胸が痛くなります。

 1月27日からは新型ウイルスで、中国からの団体客はしばらく来なくなるということですが、韓国からの旅行客はほとんど無くなっています。
大阪城は明治以来1945年まで、東洋最大の武器弾薬の製造コンビナートである「大阪砲兵工廠」があった場所です。一般人は入ることさえできませんでした。ここで、働いていた工員は6万4千人、下請けを入れると20万人以上です。まさに大阪城はアジア侵略の拠点だったという事実を日本の青年にもアジアの人々にも伝える責任があるはずです。

 もし大阪市がちゃんとかつての戦争を反省し、それをしっかりと広く伝える取り組みを行いさえすれば、これは大きな観光資源にもなります。

 日本へ来た外国人が一番たくさん訪問する場所は、広島の原爆ドームです。

 広島は「戦争被害」の象徴だとすれば、大阪城は「戦争加害」の象徴なのです。その重要な証拠物の一つが「大阪城の狛犬」です。これからもこの取り組みを進めていきます。(大阪城狛犬会HY)

署名をしてくれる人々                   
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記念撮影
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上からこま犬を確認
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熱心にこま犬の説明を読む人々
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