釜ヶ崎メーデーに参加して 5月5日号

釜ヶ崎メーデーに参加して

 5月1日は第51回釜ヶ崎メーデーでした。4つの団体がそれぞれメーデーを主催しました。メーデーは「労働者の祭典」なので、統一して行えたらよいなあと思います。

 釜ヶ崎労働者の底力は、統一した時にこそ発揮されると思います。一人一人の労働者は、トクソウにも行けば、炊き出しにもいけば、分会の大阪市との交渉にも参加します。それぞれがバラバラのメーデーでは、労働者の体が引き裂かれてしまって、力がでません。今後の課題です。

メーデー.jpg

 わたしは、「第51回釜ヶ崎民衆メーデー実行委員会」が主催する集会とデモに参加しました。

 8時半から9時半まで三角公園で集会を行い、9時半からデモに出発して、センターを回って通天閣までのデモでした。

 今までは全港湾西成分会が主催していたメーデーですが、西成分会の方から「私たちも高齢になったし、次の50年を若い人達に引き継ぎたい」ということで、実行委員会形式になったようです。わたしも若くはないのですが誘われて実行委員会に参加しました。参加団体で色々知恵を出し合って、まあまあのものができたかなあと思います。

 他の団体のメーデーもそうだったと思いますが、今年は「コロナ」のことが中心でした。自粛は要請しても、生活保障がパットしない。10万円給付も、住民票が無い人、野宿の人達に行き渡るのかどうか、その辺のことを訴えるスローガンが多かったです。釜ヶ崎の切実な問題です。

コロナが収まるまで毎月10万円支給しろ!
コロナが収まるまでドヤ代を無料にしろ!
コロナが収まるまで公共料金を無料にしろ!
日雇い雇用保険は印紙が足りなくても支給しろ!

などとシュプレヒコールを上げてデモをしました。

 みんなマスクをして、集会の時もデモの時も距離をとって、コロナ対策を行いながらのメーデーでした。(いんば)


安倍のやり方ではコロナは収束しない!

 5月6日までだった緊急事態宣言を5月末まで延長するという。

 「延長」になるということは、これまでの政府の見通しが甘かった、間違っていたということだから、それについてのちゃんとした総括が必要だ。

 しかし政府の方からは「なぜ延長になったのか?」の「反省」もなければ、いつまで、どういうことをすればコロナを収束させられるのか?の展望も方針もないままだ。

 中国の武漢では、毎日の新たな感染者がゼロの日が続いているし、コロナで入院している人もゼロになり、企業活動は99%再開している。
韓国では新たな感染者は毎日2~3人にまで減っている。死者はこれまで252人で、日本の510人の半分以下だ。韓国はいっとき爆発的に増えたが、一挙に抑え込むことに成功している。

 中国の武漢ではかつて2002年にサーズという当時の新型肺炎が流行した時、これを抑え込んだ鍾南山(しょう なんざん、チョン・ナンシャン)医師が今回も中心になって、コロナ対策を行った。

 彼は感染が拡大しているいくつかの都市を封鎖して、徹底的に検査を行ってウイルスを封じ込めることができれば、3か月で制圧できるという方針を示した。中国政府はこれを支持し、様々な行政的な支援を行った。その結果、実際に3か月で基本的にコロナ制圧に成功したのだ。
武漢を封鎖する時、全国から4万人以上の医療関係者が集められた。テレビ局がこれらの医療関係者一人一人に「あなたはこのコロナが収束したら、一番したいことは何ですか?」というインタビューをおこなった。すると、彼ら彼女たちは「私は家族をよんで、武漢の美しい桜を見たい」、「子供たちにお母さんはこの武漢で闘ったんだよと伝えたい」と、声をつまらせながら、泣きながら、コブシを振り上げながら叫んだ。頭を刈り上げて坊主頭で話す若い女性、みんな命がけであることがひしひしと伝わってくる。(この様子は「北京週報」で検索すると「武漢 記録」という動画で視聴できます)

 なぜ、中国はこのように巨大な力を結集できたのか?それは科学的根拠を明確にし、「これこれこれだけのことを、いつまでやれば、かならずコロナは収束させることができる」という展望と方針を示したからだ。そして政府がしっかり財政支援したからだ。

 ところが日本の安倍政権や安倍にそんたくする「専門家会議」には、方針も無ければ展望もない、政府の財政支援もない、ただ国民に「要請」するのみ、これでコロナを収束させられるはずがない。

 「専門家会議」の座長の脇田隆字(わきたたかじ)は、クルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号の中で、検査も隔離もせずに、人体実験をやった人間だ。そういう人間が今の日本のコロナ対策の中心で陣頭指揮をとっているのだ。

 すでに中国も韓国もコロナの収束で大きな成果を上げている。日本はそのやり方をちゃんと見習うべきだ。それが科学的な態度であり、こういう医学の領域では政治的なメンツなどを言っている場合ではない。「中国は独裁国家だからああいうことができるが、日本は民主国家だから時間がかかる」などとヒガミ節を言うコメンテーターが多いが、独裁は日本の方だ。中国は科学を中心にすえて、それを政府が支援している。日本は安倍政権の言いなりになる「専門家」だけを集めている。

 安倍のお友達だけが助かり、安倍のお友達だけが利益になる「方針」を作っている。コロナで高齢者が死ねば、年金も医療費も払わなくてすむ、コロナは早く収束させない方がよいと考えているのではないか?そう思えてしまう安倍政権のコロナ対策である。(永井)


コロナの治療薬もトランプの言いなり?

 日本政府が「レムデシビル」という薬を「特例承認」すると決めた。

 「レムデシビル」はアメリカの製薬会社がエボラ出血熱の薬として開発したが効果がなく承認されていなかった薬だ。今回コロナで実験した所、少し効果があったということで、アメリカが緊急的な使用にかぎり承認した。

 おそらくトランプに言われたのだろう。日本も突然、「特例承認」すると言いだした。

 ところがである。5月3日の夕方6時代のNHKニュースを見ていると、ニュースキャスターが、アメリカのヤング臨時駐日代理大使にインタビューしていた。その中でヤングは「今回、日本政府が治療薬の「治験」に協力してくれることに感謝する」と述べた。

 つまり、アメリカとの約束は「治験」なのだ。しかし日本での発表は「特例承認」、日本国民にウソを言っていることになる。
 
 「治験」というのはまだ「承認」される前の状態だ。日本国民をだまして実験材料にしようということだ。「レムデシビル」はアメリカの専門家の中でも「過度の期待はしない方がよい」という意見の方が多く、トランプは選挙目的で「レムデシビル」を使っているのは見え見えだ。それに安倍が手を差し伸べたことになる。(HY)

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