コロナ検査、検査数が少なすぎる! 3月17日号

コロナ検査
検査数が少なすぎる!

 
 日本のこれまでの検査件数は、9日までで2万413件のみだ。韓国では20万件以上検査しており、10倍の開きがある。人口は日本の半分弱だから、人口当たりの検査件数は20倍以上の開きがある。日本でも肺炎の症状を全部検査すれば、感染者の数がもっと増えるのは間違いない。日本の検査件数が少なすぎることについては、世界中の専門家から指摘されている。

 安倍首相は会見で、日本の検査能力は現在、一日6000件、今月中に8000件になると述べたが、実際には一日数百件しか行っていない。

 それは受診の目安として、「37・5度以上の発熱が4日間続いた場合」としているからだ。4日間発熱が続かなければ病院へ行くなというのであれば、その4日間の間に感染者はウイルスを広げてしまうわけで、こんなアホな目安はありえない。これは多くの専門家が批判しているが、政府はいまだに誤りを認めていない。
  
 安倍政権に忠実な小池東京都政では、コロナ検査を希望しても99%が拒否されている。28000人から相談があって検査をしたのは364人、その中で確認された感染者は88人(死亡2人)。大阪府も安倍政権と仲のよい大阪維新だ。検査を希望しても大半が拒否されている。大阪府の検査件数は3月12日21時で1425人、14日時点での陽性は102人だ。


クラボウが中国製検査キットを発売!

 これは中国のバイオ企業BGIが製作した全く新しい検査キットだ。試験紙に血液と試験液を垂らすと、陽性の場合、試験紙に赤い線が浮き出てくる。感染の初期段階用の「IgM」と感染進行後用の「IgG」の2種類があって、併用するとより精度の高い検査ができるという。おおよそ、いつ感染したかもわかるため、感染経路を特定しやすいのも特徴だ。

検査キット.jpg
新型コロナウイルス抗体検査試薬キット(IgG)
 
 数滴の血液があれば、15分でコロナウイルスに感染しているかどうかを判定できる。10人分で25000円。クラボウはこの検査キットを一日に1万人分提供できるという。ただしこれは個人には販売されない。あくまでも医療機関向けだ。保険が適用されるから個人負担は1000円くらいか?

 安倍首相、今の検査能力は一日6000人とか言っているけど、これを使えば検査を受けたい人は誰でもすぐに検査を受けられるようになるはずだ。

 これまで安倍政権が検査数をおさえてきたのは、国立感染研究所が国内メーカーに開発させている検査キットの市場を確保しておきたいからだ。島津製作所やキャノンがやっているが、どうやらクラボウが売りに出した検査キットはこれらよりはるかに性能が上で使い方も簡単なようだ。

 安倍首相、いくら中国が嫌いだからと言って、よもやこの検査キットの普及をコッソリ妨害することはないと思うが・・・・。
お仲間の製薬会社をもうけさすことが大切なのか?それとも国民や住民の命が大切なのか?安倍首相にはよく考えてもらいたい。
この検査キット、昨日から販売している。ちなみにクラボウの株は急騰している。(いんば)


中国ではコロナウイルス収束へ

 中国ではすでに一日の感染者数が数人とか20人くらいまでになってきており、新たな感染者もイタリアなど感染が拡大しているヨーロッパからの帰国者が目立つようになってきた。

イランに到着した中国チーム.jpg
イランに到着した中国の専門家
ボランティアチーム

 武漢ではコロナウイルスのために急造された隔離病院がドンドン閉鎖している。休業していた会社も生産を再開している。

イタリアに到着した中国チーム.jpg
イタリアローマに到着したチーム

 武漢で対応していた医療チームは、感染が急拡大しているイランやイタリアへ行って、コロナウイルス封じ込めのアドバイスを行っている。イランもイタリアも中国にならって都市封鎖に踏み切った。

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テドロス・アドノム事務局長

 WHO(世界保健機関)のテドロス・アドノム事務局長はエチオピアの人だが、子供のころからマラリアにかかって苦しみ死んで行く人々をたくさん見て育った。大学では感染症予防、公衆衛生の勉強をし、エチオピア保健相をつとめ、マラリアや結核、エイズなどの感染予防に大きな成果を収め、現職にある。学者としても世界的な権威だ。

 彼は、コロナウイルスはパンデミック(世界的感染爆発)と宣言したが、また一方で、「コントロールは可能だ」とも述べている。

 その彼が、中国のやり方を非常に評価している。とにかく、初期に徹底してウイルスを封じ込めることが早期の収束を可能にすると言う。他の国も早く収束させられるかどうかは、中国と同じことをやるかどうかだと言い切っている。

 中国がやったのは、すべての人と人との接触を断つということで、医療とか食事の運搬とか以外は、企業活動も学校も、その他すべての活動を一定期間休止するということだ。交通も遮断するということだ。

 結局中国は、これでもし再流行しなければ、昨年の12月以来、3か月間で収束させたことになる。

 果たして安倍さんにコロナウイルスを収束させることができるのか?都市封鎖をして企業も学校も休む間は、もちろん政府がすべての国民と住民の生活を保障しなければならない。都市封鎖をやるということはそういうことだ。(HY)

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