原発も火力発電もいらない!太陽光発電、風力発電の方が安い時代が始まっている!1月21日号

原発も火力発電もいらない!
太陽光発電、風力発電の方が安い時代が始まっている!


 阪神大震災が起きて25年目に当たる1月17日、まさにその日に、広島高裁は住民らが運転停止を求めていた伊方原発3号機について、住民側の請求をほぼ全面的に認め、「伊方原発は運転してはならない」という判決を出した。地震が多い日本では原発を運転してはダメだという判決だ。

伊方原発運転差し止め.jpg

 理由は、地震と火山の二つで、地震については「断層から原発の敷地まで2キロ以内と認められる。四国電力は十分な調査をしないまま、活断層が存在しないとし、原子力規制委員会が問題ないと判断したもので、その過程に、誤りや欠落があったと言わざるを得ない」とした。

 また火山については、「阿蘇山が最大規模の噴火をした場合、四国電力が想定している噴出量は過小であって、そのような過小な想定を前提とした、原子力規制委員会の判断も不合理である」とした。

 伊方原発3号機は、定期検査のため、先月から運転を停止しているが、仮処分はすぐに効力が生じるため、検査が終了しても稼働できない見通しとなった。

 伊方原発1,2号機はすでに廃炉が決まり2016年から廃炉の工事期間に入っている。工期は40年間、1機につき400億円を見込んでいる。

 今回の3号機については、2017年12月に広島高裁で運転の差し止め判決が出たが、2018年9月に同じ広島高裁で取り消され同年10月に再稼働、今回また2度目の差し止め判決がでたものだ。

 伊方原発は四国から豊後水道へ細長く西へ伸びる佐田岬の根元にあり、もし伊方原発で事故が起これば佐田岬に住む住民は逃げ場を失う。
今回の運転差し止め判決は、再稼働が続く中では画期的なものだが、当然の判決ともいえる。

 原発は危険なだけでなく、採算の面でも、一番高くつく電力だ。原発を各地に作っていた1970年代には「原発は火力発電よりも安くてクリーン」と宣伝されていたが、福島原発の事故が起きてみれば、手も付けられない状態で、後片付けがいつまでかかるのか?まったく見通せない状態だ。

 原発は危険であるだけではなく、非常に高くつく電源でもある。

 電気を作るのにどれだけのお金がかかるかだが、今日本では「石炭」だと1kwh(1000ワットの電気ゴタツを1時間使った時の電気料金)が12.3円、「天然ガス」13.7円、「原発」だと政府は10円とウソを言っているが実際には15円くらい(政府は廃炉費用や事故処理費などを入れていない)になる。

 しかし、太陽光や風力などの再生可能エネルギーだと、最初の設備投資を回収したあとは限りなくタダに近い電気料金になる。

 今や、一番安く生産できる電力は太陽光と風力で、石炭や石油は高くつくというのが世界の常識だ。ここ数年で急速に太陽光、風力発電が拡大した。あと20年もすれば世界から「火力発電」は姿を消すと言われている。

 今インドでは1kwhの電気料金が4.2円、メキシコ3.9円、チリ3.2円、ドバイ2.7円、サウジ1.9円などだ。

 中国は驚異的な速度で風力発電や太陽光発電の比率を高めている。

 中国の再生可能エネルギー発電容量は2018年度で700GW(ギガワット、1GWは100万KW)に達した。これはアメリカの245GW、ブラジル136GW、ドイツ120GW、を大きく引き離している。

風力発電.jpg
(中国・内モンゴル自治区の風力発電)

 太陽光パネルの製造は世界のトップ10の企業のうち7社が中国企業で、中国企業が世界の太陽光パネルの66%を生産している。また新技術でも世界をリードしている。再生可能エネルギー関連の特許取得件数は2016年末の時点で中国が29%、アメリカは18%、EUや日本は14%だ。

 また電源構成でも中国は27%を再生可能エネルギーで発電しており、フランスの24%、日本の18%よりかなり高い比率だ。

 日本だけがこれからも原子力と火力に頼ってメチャクチャ高くて環境に悪い電気を使おうとしている国だ。こないだ環境大臣の小泉進治郎が国連で笑いものにされたのも当然だ。

 政府のこうした方針にかかわらず、すでに一般家庭用の太陽光発電・蓄電システムが売りに出されている。20年の補償つきだ。20年で壊れて廃棄処分にしたとしても今の電気料金を20年払うよりも安い価格になっている。

 もし設備が30年40年使えたら、その期間はタダの電気を使えるということだ。自分の家庭や地域で使う電気は、家庭や地域で発電しても十分に採算が合うか、その方が安上がりな時代が始まっている。

 地域分散型の発電システムがすぐに近い将来、世界の主流になる。安くて環境にも優しいエネルギー革命が始まろうとしている。

 巨大な原子力や火力の発電所が広範囲の住民に電気を供給するという時代は、もう終わろうとしているのだ。

 安倍政権がなぜ危険で高くつく原子力発電を続けようとするのか?それはいつでも核兵器を作れるようにしておきたいからだ。原発は核爆弾を作る時に必要なプルトニウムを作りだす。それ以外には原発を再稼働させる理由は見当たらない。(いんば)
(注)この意見記事は、「金子勝の言いたい放題」NO5 世界は電力タダの時代に エネ転が拓く経済転換 から多く引用しています。ユーチューブで見ることができます。


米軍にもうお金をやってはならない!

 昨日から国会が始まった。世間はもうとっくに仕事をしているというのに、国会はやっと長い正月が終わって仕事はじめだ。

 安倍政権の不正、腐敗案件が山ほどある。桜を見る会の不正、カジノ汚職、選挙違反、税金や政治資金を使っての不倫疑惑、どれ一つとっても安倍内閣が吹っ飛ぶような悪事ばかりだ。

 野党には一つ一つ徹底的に安倍政権を追求し、安倍政権を退陣させる機運を盛り上げてもらいたいものだ。

 しかし最も重要なことは、アメリカのトランプ政権が日本に米軍駐留経費の負担を大幅に増額するよう要求してくることが確実なことだ。野党は安倍首相に、絶対にこれを拒否するよう約束させるべきである。「どうしても増額しろというなら米軍は出ていけ」というだけの話だ。

 高い武器を日本に売ることしか考えていない、そのために近隣国との緊張をあおっているような国にどうして日本の安全を任すことができるのか? 

 イランの司令官をいきなり殺すような国にどうして日本の安全を守ることができるのか?

 すべては「アメリカンファースト」アメリカがもうけるために、日本の平和と安全を人質に取っているのだ。

 アメリカに日本の平和と安全を人質に取られ、アメリカから言い値で高い武器を買いまくっているのが安倍首相だ。

 日本の平和と安全は、憲法9条に基づいた外交路線によってしか確保されえない。

 他国の困難に積極的に手を差し伸べ、共存共栄のために汗を流すこと。

 どこの国からも信頼される国になることこそが、本当の意味での質の高い平和を得る道だ。アフガニスタンの人々のために命を捧げた中村哲さんの生き方こそが、日本の生きる道である。
(砂山明)

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