「大阪都構想の市民説明会」、 松井市長「反対意見は遠慮を願いたい」12月17日号

「大阪都構想の市民説明会」、
 松井市長「反対意見は遠慮を願いたい」


 大阪市の松井市長は12月11日、来年2月~4月に予定されているいわゆる「大阪都構想」の市民説明会について、「反対論の意見は、ご遠慮願いたい」と述べ、市民からの反対意見には対応しない考えを示した。

 これに対し、自民党や共産党など他の政党からは「市民に都構想について真剣に考えてほしいのなら、こんな発言が出てくるはずはない」という批判が噴出した。

 そもそも「市民説明会」というのは大阪市民、大阪府民の税金でやるのではないか?もし大阪維新が自腹を切ってやるのなら、どういうやり方をしようと自由だが、大阪市民の税金を使ってやる以上は、反対意見もしっかり保障される説明会でなければならない。

 しかも、「大阪都構想」についてはすでに「住民投票」で「やらない」と決着がついている問題であり、それをむし返しておいて「反対意見はきかない」というのは住民無視もはなはだしい。

 都構想に賛成する市民を増やす目的で税金を使うというのは、安倍首相が「桜を見る会」で自分の後援会ばかりを優遇したのとそっくりだ。
 
 市民説明会では、構想に反対している自民党や共産党からの意見表明も行えるようにするべきで、大阪市からの説明と同じ時間保障するべきである。質問も賛成意見、反対意見、同等に扱うべきだ。司会は中立的な第三者が行うべきである。

 松井市長は市民の税金と自分や大阪維新の金との区別がつかなくなっているようだが、それは日常的にそういうことをやっているからではないのか?

 大阪都構想で大阪市を廃止してもよいことは何一つないことはすでに多くの専門家が述べている通りだ。

 大阪維新の説明では、4つの特別区に分割しても、今までの区の庁舎を使い、狭くなる分は今の中之島の大阪市庁舎を共同で使用するという。
 いま一つにまとまっている各部局をわざわざ4つに分割して、さらに共同で市庁舎を使うという。
 
 しかも職員を減らすという。

 こんなバカなことをすれば、行政は混乱し、サービスの低下は避けられない。今の大阪市庁舎、各区役所は、一つの大阪市を前提に作られている。それを4つに分割して同じ庁舎を使ってもうまく機能しないのは目に見えている。そういう市民サービスを犠牲にして、空いた使用しない区の庁舎はまた売り払うのだろう。ようは公有財産の切り売りだ。ハゲタカ行政だ。

 大阪維新が考えていることはハッキリしている。大阪市を4つに分割し、大阪市の持つ行政権限を大阪府へ引き渡すというそのスキマをぬって、水道事業やごみ収集事業を民営化することが一つの大きな目的だ。
 
 民営化事業は、巨大な利権が動く。それがネライだ。
 
 大阪維新はすでにもともと黒字だった地下鉄の民営化をやって、在阪の鉄道業者のフトコロを肥やしてやった。天王寺公園は近鉄、大阪城公園は電通や読売テレビ、大和ハウスなどに貸し出している。

 市民の共有財産を次々と民間業者に売ったり貸したりして資本家を喜ばし、市民は公園で遊ぶのにさえ入場料を払わされる。
 
 
 水道、ごみを民営化すればどうなるか?議会の承認がなくても料金を勝手に上げることができ、サービスの低下も心配される。

 フランスやイギリスでは30~40年ほど前から水道の民営化が進められたが、フランスでは民営化になったとたん、水は煮沸しなければ飲めなくなったり、料金が50%以上もはね上がったりした。今また公営事業に戻している。

 イギリスでは水道会社が利益をごまかして報告して、会社の幹部は年間数億円という巨額の報酬を得ていた。イギリス国民は水道民営化によって年間2千数百億円も余分に料金を払うハメになった。

 大阪維新がねらっているのは、大阪市民府民の公有財産を資本に売り飛ばし、分け前をポッポしようという魂胆(こんたん)だ。

 釜ヶ崎のセンター移転を見ても明らかだ。あの南海ガード下に作った仮センター、随意契約で南海の子会社と工事を契約し、7億5000万円も工事費を払って、できてみれば天井から雨がジャジャ漏れという状態。一体、どういう手抜き工事をしたのだ?抜いた金はどこへ消えたのだ?

 何のために4~6年で解体する仮施設を作るのに、地下6メートルまで杭を打ち込む必要があるのか? 何でできて早々に雨が漏ったのか?大阪府も南海も何の説明もしていない。

 大阪都構想が、結局は資本の利益優先、住民サービスを食い荒らすものでしかないことは、釜ヶ崎のセンター移転を見ても明らかだ。(いんば)                         


日本の空は米軍の訓練場!

 12月1日から12日まで、滋賀県の陸上自衛隊饗庭野演習場に普天間基地所属のオスプレイ2機が飛んできて訓練を行った。オスプレイが饗庭野に来るのはこれで今年の2月に続いて3回目だ。

 オスプレイは三重県伊勢市の陸自明野駐屯地を3日午後1時半ごろ離陸し、饗庭野に午後2時ごろ到着した。

 4日以降、香川県の陸自国分台演習場間を飛行する予定があるとしていたが、飛行ルートは明らかにしていない。

 ただ、三重、滋賀、香川の間を飛行したことは間違いのない事実で、すでに関西の上空を飛行ルートも明らかにせず、オスプレイが飛び回っているということだ。

 来月、1月22日からは、北海道の陸自千歳基地を拠点にオスプレイを使った共同訓練が行われる。

 12月16日、北海道の副知事と演習場のある9つの自治体の代表者が防衛省に「オスプレイ」が使われる日米共同訓練で、安全管理の徹底や事故防止、訓練情報の提供などを求めた。

 日本中の空をオスプレイは飛行ルートも明らかにせずに飛んでいるが、これがもし日本の民間機ならば、完全に航空法違反だ。

 米軍は日米地位協定によって日本の法律を守らなくてもよいという特権的な地位があるから、こういうように日本の主権を平気で踏みにじることができる。

 日本はアメリカの植民地だということだ。安倍は一度でもトランプにこういう不平等な状態を無くして対等な関係を構築しようと提案したことがあるのか?

金属片.jpg
(屋根を突き破った金属片)

 広島県呉市広多賀谷3丁目の鉄工所工場で11月30日昼、空から数キロの金属片が落ちてきて、鉄工所の屋根を突き破って工場の中に落ちているのが発見された。けが人はなかった。11月30日午後1時ごろ、近所の複数の人が大きな衝撃音を聞いている。金属片はグレーに塗装されているように見え、長さ約45センチ、幅約10センチ、厚さ約1センチ。鉄並みの重さで一部に亀裂があったという。社長男性が30日午後4時ごろに出社したところ、鉄骨平屋のスレートぶき屋根に穴が開き、工場内の機械に金属片が挟まっているのを見つけた。

 国土交通省広島空港事務所によると、当時民間機が付近を飛行する計画はなく、海上自衛隊岩国基地は「落下物などの該当事案はない」としている。

 岩国基地は米軍との共用基地だ。防衛省は米軍に対してこの落下物が米軍機からのものではないか、米軍に対して調査を命じるべきである。日本の空を無法に飛び回っているのだから当然いちばん疑うべきだ。

 日本の住民を平気で危険にさらしている米軍が日本を守ってくれるはずがない。防衛省は米軍に調査も命じることができないならば、心も体もすでに米軍に浸食されているということだ!
(砂山明)

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